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最終更新日 2024年4月9日 by oundgu

「都市ガスとプロパンガスの違いが知りたい」
「災害時は都市ガスとプロパンガス、どちらがおすすめ?」
「都市ガスからプロパンガスの乗り換えを考えている」

人間は、炎がなければなかなか生きていくことができません。
最近は炎を使わず、ガスを使うことで食事やお風呂のお湯などを温めることができています。
それ故、火災の危険なども少なくなり便利な時代になったと言えるでしょう。
大きな地震等が発生すれば、普段当たり前のような生活でも不便に感じることがあります。

地震等の災害時に起こり得ること

1つは電気が通らなくなったことかもしれません。
スマートフォンの充電ができないだけでなく、パソコンやテレビそれ以外の電気を使った照明なども一切止まってしまいます。
中には蓄電池等を所有しており、電気の流れが止まったとしても明かりをともすことができる家もあるかもしれません。
しかしそのような家はまだごく1部であり広く普及しているとは言い難い状況です。
2つ目は、水が止まった場合は非常に危険な状態といえます。
もしかしたら、電気が止まったよりも不便と言えるかもしれません。
水といっても、をすべての水が飲み水ではないため、飲み水を確保しておかなければいけないでしょう。
水道から水が出なくなった場合には、予備の水としてペットボトルをいくつか確保しておいた方が良いです。
大きな災害が起きたときのために、2週間分は確保しておいた方が良いと言われています。

ガスを使わずにオール電化になっている家庭も多い

それ以外に重要になるのは、ガスになるでしょう。
最近は、ガスを使わずすべて電気で稼働している家庭も少なくありません。
例えば太陽光発電等を入れている家庭は、ガスを使わずにオール電化になっているケースが多くあります。
ですがまだまだガスを使っている家も多く、このガスが出なくなることにより被害を被る家庭は少なくないです。
このガスに関しては、都市ガスとプロパンガスの2種類に分かれます。
都市ガスは名前の通り、東京都心部や埼玉県あるいは千葉県等の中心地で使われているものです。
それ以外にも大阪や福岡などでも使われており、全国規模で広まっているものになります。
引っ越しをした時、その地域でも都市ガスが使われていれば安心できるかもしれません。

都市ガスとプロパンガスの成分の違い

一方でプロパンガスは、ガス管などを使っていないのが特徴になります。
日本に関して言えばガスの管は地面に埋まっています。
時折冬場になると道路工事をしており、地面を掘っているケースがありますが、これは古くなったガス管を取り替えているわけです。
もしこれを取り替えなければ、劣化しガスが漏れてしまう恐れがあるため道路が渋滞しても必要な動作と言うかもしれません。
プロパンの場合には、通常の都市ガスとは違うものが使われています。
ガスに関しては共通していますが、都市ガスの場合はエルピーガスと呼ばれる液化天然ガスを使用しているのが特徴です。
メタンが主成分となっていますので、プロパンとは少し様子が違います。
プロパンに関しては、液化石油ガスを使っており、少し種類が違うためこの2つは実は兄弟のようで遠い親戚のようなものかもしれません。

初期費用は都市ガスの方が高い傾向にある

この2つは、実際に利用するとどのような違いがあるかをしておく必要があります。
まずは初期費用の違いがあり、初期費用は都市ガスの方が高い傾向にあります。
都市ガスは前述の通り地面の中にガス管を埋め込みます。
この時にはかなりの道路工事費用がかかっていますので、その分都市ガスを引くのに費用がかかるわけです。
ただこれは初期費用の話であり、実際に使い始めるとプロパンよりは安い傾向にあるでしょう。
1ヵ月あたり平均すると、3000円ほどプロパンの方が高くなります。
節約をしたいならば、都市ガスと契約をするのが良いかもしれません。
一方プロパンのほうは、初期費用はあまりかかりません。
初期費用がかかるとしても、地面にプロパンガスを埋め込んでいるわけではなく、たいていは住宅の日の当たらないところに立て掛けてあります。
あまり意識して見たことがないかもしれませんが、必ずプロパンガスは日陰のところに置かれているわけです。
これは、初期に設置するときに人件費は多少かかるものの大きな工事が必要ないためそこまで初期費用を支払う必要はありません。

定期的にプロパンを変えなければならない

一方で、実際に使い始めると都市ガスと異なり定期的にプロパンを変えなければならないわけです。
プロパンの中には当然ガスが入っていますが、このガスが空になることにより新しいものに変えていく必要があります。
これは、そこに住んでいる人が判断すると言うよりも、管理をしている会社の方で判断してくれますので、そこに住んでいる人は特に何もする必要はありません。
よほどいい加減な会社でない限り、ガスの供給が滞るような事はないでしょう。
利用していく中で料金だけで見ると、プロパンの方が不利に感じるかもしれません。
しかし、金額が高いからと言う理由ではないかもしれませんが、火力が強いのが特徴になります。
火力が強いことにより、できる料理も多いでしょう。

まとめ

そのような意味においても、プロパンにはそれなりのメリットがあるといえます。
また最近は、会社により割引をしてくれるところも多くなっており、そこまで金銭的な負担が大きくなっていません。

 

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